ニュージーランドのビザについて

ニュージーランド留学の際にはニュージーランドのビザを取得することが必要となります。

条件や留学方法により取得を目指すニュージーランドのビザは違います。

そのため、ニュージーランドのビザ取得前には必ず通学をする期間、留学プラン等を計画することにより、自分にぴったりのニュージーランドのビザを見つけることができます。

このページでニュージーランドのビザについて確認していきましょう。

ニュージーランドのビザの種類

ニュージーランド留学は3か月以内の滞在ならばビザ申請は不要です。

3か月を超えてのニュージーランド留学は観光ビザ、ワーホリビザ、学生ビザでの留学が基本となりますが、どのビザを取得すればよいかは目的ごとに異なります。

下記が一般的な日本人が取得を目指すニュージーランドのビザの種類です。

ビザ	申請	通学期間	滞在期間	仕事
観光ビザ	申請が必要	3か月以内	9か月まで	不可
学生ビザ	申請が必要	週20時間, 3か月以上	通学期間と同じ	条件ありで可能
ワーホリビザ	申請が必要	最長6か月	最長1年(延長可能)	可能

ニュージーランドのビザ :学生ビザについて

ニュージーランドの学生ビザは、ニュージーランドの語学学校や専門学校、大学に3ヶ月以上、そして週20時間以上の通学を目的とした際に取得するビザです。

学生ビザでは、学習期間中は週20時間まで、ホリデー期間中はフルタイムでの就労が許可されています。

そのため、生活費や学費を稼ぎながらの留学生活が可能となります。

しかし、各ケースにより条件が変わるのでビザ上に明記されている条件をご自身で確認してください。

ニュージーランドの学生ビザ申請に必要な条件や書類は？

学生ビザを申請する際に必要な条件や書類は下記の通りとなります。

ニュージーランドの学生ビザ : 申請条件

就学期間が3か月以上の場合
パスポートの有効期限が滞在期間+3ヶ月以上あること
滞在期間をカバーする保険に加入していること
十分な資金があること(年間:15,000NZDが目安)

ニュージーランドの学生ビザ: 必要書類

パスポート(有効期限が滞在期間+3ヶ月以上あるもの)
証明写真
入学許可書
授業料の支払い証明書
留学の志望動機や必要性をまとめた英文レター
残高証明書（金融機関発行の英文残高証明書など）
大使館指定病院での健康診断（就学期間により必要）

英文レターについて

英文レターは、ニュージーランドの学生ビザ申請に必要な書類です。

この書類は、学生ビザの申請者全員に提出が義務付けられています。

その内容には「なぜニュージーランドで勉強したいのか」「なぜこの学校を選択したのか」「勉強したのちに自国へ帰りこの経験をどう活かしたいか」などを盛り込む必要があります。

このレターに書かれた内容によって、移民局より「正当な留学か」が判断されることになります。

ニュージーランドの学生ビザ申請時に必要な保険について

ニュージーランドの学生ビザ申請をする際には、日本を出発する日から、帰国をする日までのカバーをされている保険への加入をしている必要があります。

保険会社やプランにもよりますが、保険料は年間で約400NZD～1,000NZDが、目安となります。1ヶ月で30NZD～80NZD程度とお考えください。

ニュージーランドの学生ビザの申請費用

ニュージーランドの学生ビザの申請費用は日本からの申請か、ニュージーランドからの申請かで料金が違います。

日本での申請をする場合

紙で申請：申請料は無料、35NZD(国際観光税)と手数料
オンライン申請：申請料は無料、35NZD(国際観光税)が必要

ニュージーランドで申請をする場合

有料：310NZD (申請料＋国際観光税）

ニュージーランドの学生ビザ申請には、滞在期間をカバーする保険に加入していることが条件となるため、必ず保険に加入をするようにしてください。

ニュージーランドの学生ビザで勉強できること

ニュージーランド留学は、語学留学をはじめ、専門学校への留学、大学や大学院への正規留学など皆さんのプランにあった様々な方法があります。

詳しくはニュージーランドの移民局のページをご確認ください。

語学留学

ニュージーランドで語学留学をする際は、その期間によって取得するビザに違いがでてきます。

3か月以上のニュージーランド語学留学をするのであれば、ニュージーランドの学生ビザの取得が求められます。

ニュージーランドは最も人気のある語学留学先の一つです。

一般英語コースでは、英語の4技能(読む, 書く, 話す, 聞く)を中心にバランスよく学ぶことができます。

また、中級以上のレベルになるとケンブリッジ検定対策コースやビジネス英語のコースなどがおすすめとなります。

専門留学

ニュージーランドの専門留学ではビジネス系からホスピタリティ系、デザインやツーリズム系など幅広い分野から自分の興味のある分野について学べます。

また、勉強を通して将来の仕事に役立つ知識や経験を得ることもできます。

ニュージーランドにはPTEと呼ばれる私立の専門学校やITPと呼ばれる公立の専門学校があり、ニュージーランドでの専門留学ではこれらの学校に主に通うこととなります。

大学・大学院留学

ニュージーランドは教育水準が高いことで知られている国であり、オークランド大学, カンタベリー大学, リンカーン大学, オタゴ大学など有名な大学に通うことができます。

詳しくはニュージーランド留学のページをご覧ください。

ニュージーランドのビザ: ワーキングホリデービザについて

ニュージーランドのワーキングホリデービザは、滞在期間中は就労をして滞在中の資金を補いながらニュージーランドの文化や生活を体験することを目的としたビザです。

そのため、ワーホリビザでは最長1年間ニュージーランドに働きながら滞在をすることができます。就学も最長で6か月まで認められており、幅広い職種で働くことも可能となります。

オーストラリアや他の国のワーキングホリデーとは異なり、ニュージーランドのワーキングホリデービザでの就労は、特に制限はありません。

また、1年間のワーキングホリデー中に、農園での職歴が3か月以上ある場合は、ニュージーランドのワーキングホリデービザを3か月間延長することができます。

ただし、自動延長ではないので申請が必要となります。

ニュージーランドのワーキングホリデービザの申請条件

ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請条件は主に

ワーホリビザ申請時の年齢が18歳から30歳まで (31歳未満) であること
有効なパスポートを保持していること
過去にニュージーランドにワーキングホリデービザで来ていないこと
子供を同伴として連れてこないこと
健康であり、犯罪歴がないこと
資金として4,200NZD以上持っていること

となります。

ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請の必要書類

ニュージーランドのワーキングホリデービザ申請に必要な書類は下記の通りとなります。

パスポート(有効期限が15か月以上残っているもの)
無犯罪証明書(過去の滞在と合わせて合計2年以上滞在する場合)

ワーホリビザ申請後15日以内に、指定医による胸部レントゲンの検査を受診し、その結果を移民局に提出する必要があります。

そのため、ビザ申請の前に、事前に予約をとっておくなど、速やかに検査結果を提出できるようにしておいてください。

ニュージーランドのワーキングホリデービザの申請費用

日本人がニュージーランドのワーキングホリデービザをオンラインで申請する際、申請費用は無料です。しかし、国際観光税の35NZDは別途かかります。

また、ニュージーランドでのワーキングホリデー中には保険をかけることをお勧めします。

保険料の目安は保険会社や保証内容にもよりますが、500NZD～900NZD前後/年となります。

ニュージーランドワーホリ中の語学学校

ご自身のニュージーランドワーホリのプランと英語力にもよりますが、学校に通った方がよりニュージーランドのワーホリを楽しめると思います。

また、お仕事探しの際には英語力が1つの条件として考えられることが多いので、最初に語学学校に通ってからお仕事探しをされる方がほとんどです。

ニュージーランドのワーホリでは最長6か月間まで語学学校に通うことができます。

ニュージーランドワーホリにかかる費用

下記が1年のニュージーランドのワーホリにかかる費用の目安です。

ニュージーランドのワーホリにかかる費用：1年
ビザの申請費用	35NZD
保険料	500NZD～900NZD
入学金	要問合せ
教材費	要問合せ
授業料	語学学校：300NZD～350NZD × 通う週数(6か月まで)
滞在費	7,200NZD～9,600NZD
生活費	8,400NZD～12,000NZD
合計(6か月学校に通う場合)	23,300NZD～31,000NZD

ニュージーランドのビザ：観光ビザについて

ニュージーランドでは観光ビザを利用して最長3か月までの短期留学をすることができます。

観光ビザは1度の取得で入国後、最大で9か月間滞在が可能なビザです。

ニュージーランドに旅行等で3か月以上の滞在をご希望で、最長3か月まで学校に通いたい場合は、観光ビザの取得をオススメします。

観光ビザの申請条件や必要書類

ニュージーランドの観光ビザの申請条件や必要書類は下記の手順の通りです。

ニュージーランド長期観光ビザ申請書
長期観光ビザ申請料(ビザ申請料:無料, 手数料がかかる可能性がある)
パスポート（有効期限が滞在期間+３ヵ月以上残っているもの）
パスポート用の写真：２枚
資金証明（1,000NZD/月の滞在資金があることの証明）
ニュージーランドから出国する際の航空券（往復航空券など）
結核スクリーニングX線（６カ月以上滞在の方）

ビザ申請なしでニュージーランド短期留学

ニュージーランドに日本人が3か月以内の滞在をする場合は、ビザ申請が免除されます。

就労はできませんが、観光や3か月以内の短期留学をすることが許可されています。

ニュージーランドのビザ：延長について

ニュージーランドのビザを延長したい方はどのビザから変更ができるかどうか下記の表を参考にして下さい。

	ワーホリビザへ	学生ビザへ	観光ビザへ
ワーホリビザから	3か月(条件付き)	〇	〇
学生ビザから	〇	〇	〇
観光ビザから	〇	〇	条件あり(要問合せ)

ニュージーランドのビザの切り替えや、延長の際には胸部レントゲン検査等、移民局から追加書類や条件が課されることがあります。

時間には余裕をもって次のビザを考え始めるようにしてください。

Nomadas Experienceについて

Nomadas Experienceはニュージーランド留学・ワーホリ無料エージェントであり、皆さまひとりひとりに合った留学・ワーキングホリデープランを手数料なし、完全無料で提案しています。

ご不明な点やご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。充実したニュージーランドでの留学・ワーキングホリデー生活を送れるように全力でサポートいたします。

Nomadas Experienceはニュージーランドのビザを延長したい方へのサポートも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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電話やメールでのお問い合わせもどんどんお待ちしています。

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