オーペアとは?オーストラリアでのオーペア体験談


Trabajar en Australia - Niñera

みなさま、こんにちは^^♪ さて、今回は、オーペアについての記事です。わたしの経験をもとに オーペアとは?オーストラリアでのオーペア体験談 について紹介します。

オーペアということば自体、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね!わたしが現在オーストラリアに滞在しているのが、このオーペアとしてなのですが、ツイッターやインスタグラムなどで個人的に質問も多かったので記事にまとめてみました♪今回の記事は長くなってしまいましたが、私のオーペアに対する思いも書いてます。質問などもなんでも聞いてくださいね^^

オーペアとは?

簡単にいうと、子どもの世話や家事手伝いをする代わりに、住む場所を提供してもらえる仕事です。

※この場合は「デミペア」とも呼ぶそうです。

ひとえに「子どもの世話」と言っても、
子どもの年齢や時間帯などは、家庭によって違います。

また、「家事手伝い」も、がっつり家事をしないといけない場合と、お手伝い程度をお願いされる家庭もあります。

家族構成や両親の職業が違えば、オーペアに求められる仕事内容も変わってきます。

ですので、

「家族の一員として自分になにができるかを考えることが必要だ」とわたしは思います。

オーペアに求められる仕事内容によっては、住む場所だけでなく、食事や、お小遣い(お給料)がもらえます。

家族と一緒に生活するので、オージースタイルの生活が体験できるメリットがあります!!

私の場合はオージー家族と住んでおり、英語しか話さないので、英語環境に身を置きたい人にもおすすめです。

(ママとグランパと子たちと一緒に♪
グランパのファームにて、わたしの30歳のBDを祝ってもらいました。)

 

なぜオーペアを選んだのか

私が2015年にはじめてワーキングホリデーでオーストラリアに来た際に、メルボルンのオージーハウスで友だちになったあおちゃんがオーペアとしてシドニーに行くことになり、
わたしがシドニーに遊びにいったときにそのオーペアをしている家庭に泊まらせてくれました。

そのときに、家庭に入り一緒に生活をして、
オージースタイルの生活をしているあおちゃんがとても楽しそうでしたし、そのオージー家族もあおちゃんが料理をつくったり子どもたちの世話をしたりすることが、家族のためにとても役立っているのが伝わってきて、
「オーペアっていいなぁ」と思ったのがきっかけです。

また、日本で小学校の先生として働いていたので、オーストラリアの子どもたちの様子や、学校の様子、家庭での生活を知りたいとも思いました。

私がまた日本で先生として働くときに、オーペアとして経験したことを活かせるのではないかと思いオーペアとして滞在することを決めました。


(ハロウィンでは、子どもたちと近所のおうちをまわってトリックオアトリート!を体験しました。)

オーペアの探し方

私は渡豪の3か月前くらいから、いろんな掲示板をみて探し始めました。私がみたサイトはこちらです。

以上の3つのサイトを見ながら、地域や条件などを検討し、気になる家庭には自分からコンタクトをとりました。

5件ほどに連絡をとりましたが、話が進んだのは3件でした。

1件目は、ブリスベンの家族。

こちらは、10歳と15歳の男の子がいる家族で週200ドルのお小遣いももらえるという条件でした。

その家庭でオーペアをしていたイタリア人の女の子とも、どんな仕事内容か、空き時間はどんなことができるか、など直接連絡を取り合って話しました。

しかし、募集期間がずれて10月末からとなり、私は7月末から住みたかったので、そこの家族は断りました。

2件目は、メルボルン近くの家族。

ここは条件がとてもよく、子どもの世話をすると週300ドルのお小遣いももらえるということでした。

クリーナーも来るから掃除もする必要もないとのこと。

でも、テレビ電話でオーペアのママと話したときに、「質問ある?なんでもきいて。」と言ってくれたのですが質問が思い浮かばず、さらには威圧的な感じがして緊張して英語もあまり話せずで、電話を切った後、すごく疲れました。

3件目は、ここもメルボルン近くの家族。

週15時間程度の子どものお世話の代わりに、住まいと食事をくれる「デミペア」を希望とのことでした。

オーペアママとのテレビ電話も話が弾み、趣味などもお互い話しましたし、オーストラリアには何をしにくるのかなども聞かれ、「オージー家族と住んでオージーの生活を味わいながらゆっくりリラックスした時間を過ごしたい」とも伝えました。

ママは私の話をしっかり聞いてくれ、ときにはパパも登場し、楽しく会話ができました。

おこづかいがもらえる家族を選ぶか、雰囲気がよい家族を選ぶか、少し迷いましたが、私は3件目の家族に決め、2件目の家庭には、他の家庭に決めたと連絡を入れました。

(マラソンやトライアスロンが好きなママ。
私もフルマラソン走ったことがあると伝えると、じゃあ一緒に大会にでようと誘われ、メルボルン到着5日目にメルボルンシティマラソンに参加しました。ママは21キロわたしは6キロコース。)

オーペア生活のスタート

メルボルンに到着する日程をママに伝えると、スカイバスの予約をしてくれてwebチケットを送ってくれて、下りるバス停の場所も教えてくれました。

到着する日はママは仕事だったので、グランパとグランマがバス停まで迎えに来てくれ、おうちに到着。

何枚かおうちの写真は事前にいただいていましたが、予想をはるかに超える豪邸に最初はとまどいました。

でも、グランパやグランマのおだやかで温かい人柄に、安心感をもらい今日からここで新しい生活が始まるんだなとワクワクしたのを覚えています。


(到着した日にグランマと。
きれいなオウンルームに驚き!)

到着した翌日はママの仕事が休みだったので、朝の子どもたちの準備や学校への送迎をママと一緒にして、私がどんな手伝いをしたらよいのかを学びました。

また、一緒に買い物に出かけ、どのお店で何を買うのか、どの商品がよいのかなども教えてくれました。

わたしは英単語などの記憶力は弱いのですが、経験したこと体験したことなどエピソード記憶には強いので!笑

仕事内容や買い物、学校への道などはすぐに覚えることができ、次の日からは私が送迎や買い物にも一人で行けました(^_-)‐☆


(ここはSouth Melbourne Market。
野菜やナッツ類、お肉、お魚、卵などそれぞれの専門店を回って買い物をします。
水・金・土・日のみオープン)

サウスメルボルンマーケットに買い物に行くこともありますし、近所のVeggie shopやButcher、Bakeryに行くこともあります。

ママと初めてお店にいったときに、ママがお店の人にわたしのことを紹介してくてたので、一人で買い物に行っても店員さんがフレンドリーでありがたいです。

私がオーペアとして到着したときは、デミペアとしてのお仕事の予定だったのですが、
ママとの相性が合ったのと、わたしは学校にも行ってないですし、仕事もしばらくはする予定ではなかったので、家事をたくさん手伝うことができたということで、毎週おこづかいももらえることになりました。

また、当初は次に決まっていたカナダ人オーペアが来るまでの約1か月の予定だったのですが、その子がこれなくなったとのことで、ずっといていいよと言ってもらい、現在に至ります。


(日本のお土産としてもってきた手ぬぐいと折り紙。
朝の登校前に時間があるときは子どもたちと一緒に折り紙を折ることもあります。)

オーペアとしてのくらし

ママの仕事の予定に合わせて、わたしの仕事内容や時間は毎週変わってきますが、ママのサポートがわたしの仕事だと思っているので、そこは苦にはなりませんし、ママもわたしの予定なども確認してくれるので助かります。

毎日話したりメッセージのやりとりをしたりして、お互いの予定を確認しあっています。
以下は基本的なわたしのスケジュールです。

●月曜日~金曜日の朝●

6:20am 起床、自分の準備
6:30am 朝食の準備やお弁当の準備
7:00am  子どもたちと朝食、片付け

●月・火・金の朝●

8:00am 子どもたちを学校に送る
8:25am  学校の教室前で「いってらっしゃい」のハグ
※必要なものがあれば買い物をして帰る。

●月・火・金の夕方●

3:30pm 学校にお迎え、校庭で遊ぶ
4:15pm 子どもたちと一緒に帰宅 ご飯の準備や宿題の声かけ
5:30pm 子どもたちと夕食、片付け
6:00pm シャワーのサポート
6:30pm 宿題が終わってなかったらさせる(強制)
7:00pm ベッドタイム、読みきかせ(してもらう笑)

●土曜の朝●

8:00am 子どもたちと朝食、片付け 子どもたちの見守りやアイロンがけ
10:00am ママが帰宅後フリー!


(なかなか宿題をせずに遊んでいるのはどこの国でも同じですね...
やっと座って宿題をしてくれたので記念に写真を笑。)

上記のスケジュールは一例です。

火曜日はグランパたちが学校にピックアップにいって、空手教室に連れていってくれる日もありますし、水曜日や木曜日にママが仕事になったときは私が学校の送り迎えもします。

土曜日に一日中子どもたちのお世話をすることもありますし、朝からフリーの日もあります。

平日昼間や夜ママやパパが帰宅後はフリーですので、友だちと遊んだり彼氏とデートすることもできます。

例えば、スクールホリデーなどの際は一日中子どもをみている代わりにおこづかいが増えたり、家族がホリデーに行っている期間にわたしもホリデーをもらえたりと、お互いにフレキシブルに対応し、お互いが心地よく生活できるように話し合っています。


(ホリデーでママたちは1週間ヌーサへ。
わたしは友だちとケアンズからロードトリップでブリスベンまで南下し、
その途中でママたちとヌーサで合流し一緒にランチをしました。)

オーペアをやってみて思ったこと

「オーペア=子供の世話」、と考えていらっしゃる方が多いと思いますし、私も実際にやってみるまではそう思っていました。

でも、オーペアをやってみて、

オーペアは「家族の一員として自分になにができるかを考えて働くこと」だと思うようになりました。

たとえば、私のオーペアのママやパパは朝の出勤が早いです。

パパは子どもの着替えをさせながら10分程度の会話をして、コーヒーを飲んで出かけます。
ママはお弁当の準備を私と一緒にして、そのあとすぐ出かけます。

そこで朝食を家で食べる時間がない二人のために、私は子どもたちと私の分の朝食を準備しながら、パパやママが会社で簡単に食べれるようなサンドイッチを作るようにしました。

また、私が空いている時間に洗濯物を干したり畳んだり、アイロンをかけたりして、ママができるだけ家にいるときは子どもたちのそばにいれるようにと思ってやっています。


(子どもたちが寝たあとにママとパパは夕食をとります。
私は子どもたちと一緒に先に食べたり、ママたちと食べたりしています。)

子どもたちは、やはり両親からの愛情を必要としています。

オーペアとして私が一緒に過ごすことで、子どもたちを安全に見守ってあげることはできますが、それで子どもたちが愛情を十分に感じるかと言われたらそうではありません。

私は日本の小学校で教員として働いていましたが、子どもへの愛情不足はすぐ子どもたちの生活態度に出ていましたし、もちろんそれはオーストラリアの子どもたちにも、どの国の子どもたちにも当てはまると思います。

わたしのオーペアの家庭でも、ママが9日間海外に行って家をあけたことがありました。

その間は、ママの仕事も全部わたしが代わりにやっていたのですが、子どもたちは寂しいのもあり、なかなか言うことも聞いてくれないし、注目してほしくてわざと変な態度をとったりしていました。

そんな姿をみて、私は、

ママやパパが家にいるときは、子どもたちとたくさん一緒にいてほしいし関わってほしいなと思って、私ができる範囲で家事などをして手伝っています。

また、ママはよくヨガやランニングに行くために家を空けることもあります。

でもこれは、ママのストレス発散法ですし、ママがヨガやランニングをすることで、
ストレスが解消されて子どもたちにも優しく接することができるなら、私はその間、子どもたちの面倒を見ておこうと思ってやっています。


(わたしを本当の娘のように、ときには妹のように、友だちのように接してくれるママ。)

オーストラリアは子どもだけでお留守番させるのは法律で禁止されていますし、ママやパパになっても自分の時間が持ちたい大人は多く、ベビーシッターやオーペアの仕事は需要があります。

このサイトはオーストラリアのサイトで、わたしがこの記事を書くと知ったママが教えてくれたものです。

日本人のオーペアは高評価で、たくさん求められていますよ♪

この記事では オーペアとは?オーストラリアでのオーペア体験談 について書きました。

オーペアは家庭に入り一緒に生活をするので、信頼関係が必要です。

英語ができるかできないかよりも、伝えようとするか聞こうとするかによって、家族とのコミュニケーションも上手くいきますし、お互いに心地よい生活ができると思います。

もしオーペアの仕事に興味があるかたは、一度チャレンジしてみられることをおすすめします!!!

ゆったりとしたオージーライフを満喫できますよ。

オージーライフのオフィスに来られる際に、質問していただいでもいいですし、私Sayakaに直接きいてくださってもいいので、お気軽にご相談くださいね♪

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